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エーテルの中には時間の粒がある。
時間の不連続性について考える必要があると思う。
エーテル中に、時間が存在していることは所与の与件である。
ニュートンも、アインシュタインも、エーテル中での時間の存在を無条件に想定している。
しかし、時間の無いエーテルと、時間のあるエーテルは、区別するべきだろう。(真空であっても空間には重力場や電磁場が存在することから、こうした空間を「エーテル」と呼ぶことをアインシュタインは提唱した  エーテル (物理) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 )

エーテル内の非対称性は、時間による作用と考えられるのではないか?
アインシュタインの場も、結局は、時間分布の不均一性とすることも可能ではないか?
akehino | 時間の根源 | 14:09 | - | - |
「選択の限界」から、構造主義からトランス・モダンまでを説明してみる。
次の愚樵氏のブログに、

選択の限界」〜好き嫌い
2009-06-25


次のような問題が出ています。

 
会社員 ・・・
 もしここに手榴弾が投げ込まれて、誰かが抱え込まなければ全員が死んでしまう場合、実際どうしますか? 率先して、手榴弾を抱える人はいるんでしょうか?
数理経済学者 その場合、「集団的合理性」は、誰かが犠牲になって抱えるよう命じますが、「個人的合理性」は自分以外の誰かが抱えることを命じます。囚人のジレンマから社会的チキンゲームに至る議論の根底にあるのが、この2つの合理性の衝突なのです。


 愚樵氏が読まれた本の一節のようです。
 海舌は、この本の内容では無く、単に、この上の「問題」についてのみ、考えてみたいと思います。
 つまり、この問題の「解答」を書いてみようと思うのです。
 その解答の中で、構造主義の問題点を明らかにし、ポスト・モダンからトランス・モダンに至る哲学的思考の発展をも説明できると思っています。
 

(海舌の解答)

 「誰かが犠牲になる必要性」と「自分は犠牲になりたくないという本能」の葛藤・対立・矛盾と、この矛盾を抱えたままでは全員が被害を受けるという悲劇的な結末が、この問題の本質です。


 まず、構造主義とは、このように、全体の構造を指し示すことで、構造が本質的に持つ「力の作用」を明らかにしようとする思想です。しかも、現在の構造主義者は、この全体の構造を明らかにした時点で、構造主義者の解答は終了したことになるのも、現代の構造主義者の特徴です。

 ですから、丁度、この「数理経済学者」の解答、


「個人的合理性」は自分以外の誰かが抱えることを命じます。囚人のジレンマから社会的チキンゲームに至る議論の根底にあるのが、この2つの合理性の衝突なのです。


 から、この「数理経済学者」は、構造主義者である、と判断可能です。
 つまり、この「数理経済学者」は、「2つの合理性の衝突」を、この課題の本質と見ていて、この問題が必ず何らかの悲劇を齎すことを指し示しているのです。

 構造主義者は、よく言葉・言語を研究の素材にします。そうして、結論的には、人間の思考は言語に依っているから、言語の持つ構造に縛られているので、その言語の持つ特殊な構造・文化に、その文化圏の人間は拘束される、と解きます。

 しかし、この構造主義的文化人類学は、人間が言語に縛られていることを構造上、明らかにし、もし、その理由から、何らかの悲劇が生まれても、それは構造上、不可避であると考え、結論的には、傍観者の立場にいます。


 海舌が、小泉純一郎氏を構造主義者であると言ったのも、「自衛隊の居る所は非戦闘地域」という発言から、小泉純一郎氏は、イラク戦争で自衛隊を派遣しない選択肢を国民に与えず、「自衛隊の居る所は非戦闘地域」と規定することで、自衛隊の派遣を法構造上不可避的に取り扱った点を言っているのです。そうして、小泉純一郎氏は、この問題が構造上派遣が必要である、と判断した後は、自らが自衛隊と共に、イラク戦争に派遣されるのではなく、自らは傍観者として、クラシック音楽を聞いたり、観劇に精を出したりするのです。


 この構造主義は、近代の持つ合理的な精神の発露であり、封建時代のように、誰かが犠牲になれば良い、というような結論を出さないことに「進歩」があります。戦前の日本では、表向きは近代化と称しつつ、内実は完全な封建国家で、国家に寄生する既得権者が富を握るために、国家道徳を国民に押し付けて、国民の犠牲の上に、既得権者の富が構築されました。


 ポスト・モダンの動きの本質は、この「構造主義」の静的な解法、つまり、「構造」を明らかにしただけで、後は、見放す欠点を是正する必要を説くものです。

 矛盾を抱え、構造的に悲劇を抱えている構造を静的に分析するだけが哲学者の立場ではなく、むしろ、悲劇を無くす方向の動的な議論が必要である、という点がポスト・モダン哲学の本質です。




 


 
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akehino | 超越性の哲学 | 09:42 | - | - |
応用編→貨幣の垂直性と水平性についての考察:変動相場制が非現実世界の水平的貨幣を創造している。
見る 貨幣の垂直性と水平性についての考察
2009.05.17 Sunday


この項は、上記考察の応用編である。

(1) 非現実世界の貨幣創造とド・モアブルの定理

akehinoakehino posted by (C)天花一海


Za:現実世界に於ける垂直性の高い貨幣

Zb:現実世界に於ける水平性の高い貨幣

とする。


今回の研究の目的は、

非現実世界に於ける水平性の高い貨幣が、どのように創造できるか、である。


ド・モアブルの定理より、

Zx*Zy=cos(X+Y)+ isin(X+Y) (X,Y は、Zx,Zyの角)

よって、

現実世界の貨幣の差異共振によって、

Zx*Zyが、第二象限、第三象限のうち、水平方向に近い点に位置するためには、

X,Yの両方が、垂直方向に強く傾斜する必要があることが分かる。

また、現実世界の二つの性格の異なる貨幣間の差異共振によっては、第二象限内から出ることは不可能であり、

結局、

現実世界の二つの性格の異なる貨幣間の差異共振によって創造される、非現実世界の「強い水平性」傾向の貨幣は、現実世界における支配・被支配関係を最低限維持する必要がある。


apli21apli21 posted by (C)天花一海

上の、 apli21

のように、 

第一象限内の垂直性の高い

Zp

Zq

のような二つの貨幣様式が差異共振することで、

Zrのような、非現実世界において、水平性の高い貨幣を創造すると思われる。

また、垂直性の高い同種の貨幣構造の差異共振によっても、勿論、非現実世界において、水平性の高い貨幣を創造する。


(2) 変動相場制が非現実世界の水平的貨幣を創造している。

 結局、変動相場制によって、異種権威の垂直的貨幣衝突が頻繁に行われ、その結果として、非現実世界に於いて、非権威貨幣(水平性の高い貨幣)が創造されつつある、と思われる。


(以上、海舌)
akehino | 貨幣の動態分析 | 20:14 | - | - |
貨幣の垂直性と水平性についての考察
この項は、
愚樵氏の次の極めて明瞭な考察によって、着想を得たものである。
なお、現時点で、愚樵氏の考察も続行中であり、本来、その考察の終了を待って、考察を開始するものであるが、頗る、PS理論の進展が期待できると思われ、取り合えず、論を進めて行きたい。
このため、総論的な考察では無く、個別事項についてのメモとする。

(1) 次の、愚樵氏の重要な考察に基づいて論を進める。

貨幣の「垂直性」
2009-05-17




>>貨幣の本質が情報だとすると、ここで働くのは情報の原理=共有です。

これは、重要な指摘である。海舌さんの表現を借りれば「水平性」になります。情報が共有される場では「垂直性」は元来必要ない。



 この部分について、もう少し、詳しく考察してみたい。
 まず、貨幣の本質について。
 そのうえ、まず、これまで読んだ本の中で、唯一、貨幣の本質を研究するのに重要と思われる本は、

文明の「血液」―貨幣から見た世界史
湯浅 赳男 (著)


 であった。

 そうして、海舌が結論したことは、権威貨幣の発生時においては、貨幣の垂直性が強く、水平性が少ない状態であったと考える。

 その一つの例が、

goldcoin6goldcoin6 posted by (C)天花一海

goldcoin5goldcoin5 posted by (C)天花一海

 これは、清朝のものであるが、同じようなものは、他の王朝でもあったと思う。

 勿論、王権が樹立される以前の貨幣については、次の愚樵氏の説の通り、水平性の強い「通貨」が存在したと思います。

 
コメント
海舌さん、お邪魔いたします。

私は貨幣の「垂直性」と歴史の「垂直性」には深い関連があると想像しています。そしてもし貨幣が歴史誕生以前にも存在していたとするなら、それは「水平性」の強いものだったろうと考えます。

有史以前の原始共同体で使用されていたと想像される貨幣は、貝殻や石などの自然貨幣でしょう。これらの貨幣は情報が共有できる共同体内部でしか有効性は持たなかったはずです。情報を共有できない外部との交易では、これら自然貨幣が有効に機能したとは考えにくい。

共同体間の交易に貨幣が使用できるようになるのは、貨幣に「垂直性」が強く備わるようになってからでしょう。また貨幣に「垂直性」を与える権威は、歴史の発生にも大きく寄与したでしょう。なので、記録として残る貨幣は歴史発生以後ということになり、歴史的視点から見ると貨幣の出発点は「垂直性」が強いものになるのではという、これは私の想像です。

ともあれ、私も一度、海舌さんが参考になされた本を探して読んでみたいと思います。
| 愚樵 | 2009/05/18 5:17 AM | 


 このような通貨は南洋の貝(宝貝)や貴金属そのものの、大きさや重さ、装飾性に価値を置くものだったと海舌も考えています。

srishell2srishell2 posted by (C)天花一海  @ South of Sri Lanka
 
 sricoin1sricoin1 posted by (C)天花一海

これらの貨幣は、人間の持つ伝統的価値観に依拠した価値の流通であり、必ずしも、強い「垂直性」を必要としません。つまり、愚樵氏の推論を補強する資料となると思います。

 但し、ここでは深く触れませんが、文化人類学等の研究対象である、人間認識の「枠」にまで考えを及ぼすと、この伝統的価値感自体が『「自然発生的な垂直性」→特定の文化規範』であることも当然です。

 そこで、愚樵氏の良きアドバイスを参考にさせて頂き、南洋の貝(宝貝)や貴金属そのものの、大きさや重さ、装飾性に価値を置く自然発生的通貨を、『自然貨幣(愚樵氏のテクニカル・タームを、そのまま使用。自然法という表現の場合と同じ意味の「自然」)』と呼び、王権樹立後の通貨を「権威貨幣」と呼ぶことにする。

 これから、述べる貨幣についての考察は、まず、権威貨幣についてであり、このことは、次の愚樵氏のコンテキストを、そのまま踏まえた推論である。


共同体間の交易に貨幣が使用できるようになるのは、貨幣に「垂直性」が強く備わるようになってからでしょう。また貨幣に「垂直性」を与える権威は、歴史の発生にも大きく寄与したでしょう。なので、記録として残る貨幣は歴史発生以後ということになり、歴史的視点から見ると貨幣の出発点は「垂直性」が強いものになるのではという、これは私の想像です。


 権威貨幣の発生時に於いては、権威という垂直性が非常に強い状態であったと海舌は考えている。


sc22sc22 posted by (C)天花一海

sc21sc21 posted by (C)天花一海

これは、おそらく清朝皇帝が、大将軍(征西大将軍)に渡したものであろう。
また、大将軍自身が、これを持つことの意義は大きくはないだろう。
大将軍は有名人物であり、皇帝の威光は天下に響いている。
この銀牌は、大将軍の配下の将軍、派遣者等に渡されるために複数作られたものだと思う。
また、こうした証書を銀で作る理由は、まさしく銀の持つ特異性・貨幣価値の裏付けがあってのことであり、
おそらく、派遣先での軍事物資の調達などに利用されたと思う。つまり、軍票の原型である。


つまり、極めて垂直性の強いものであり、巨大な権威・銀の持つ伝統的価値・意匠のデザイン性など、複数の効果によって、その価値を最高度に高めているのである。

 次のような銀蹄も、広く流通を目指すよりも、高級公務員への恩賞としての財貨賦与として利用されたと考える。

sc1sc1 posted by (C)天花一海

 このように極めて垂直性の強い「貨幣」が、垂直的権威の崩壊する過程で、例えば、王朝の崩壊、一般的な民間流通の場に流れだし、貨幣の水平性を強めて行ったと考えている。

 ここで、再度、愚樵氏の次の言及に戻る。

>>貨幣の本質が情報だとすると、ここで働くのは情報の原理=共有です。

 貨幣が、その垂直性と水平性の Media Point であること考えると、愚樵氏の「共有」概念も、

垂直的共有



水平的共有

の二つの概念構成が必要だろうと思います。


(2) ガウス平面による理解


akehinoakehino posted by (C)天花一海

一般に、PS理論では、精神的作用・電磁波関連作用を虚数軸、物質的作用・現象界事象を実軸に置く。
貨幣の作用は、物質現象としては、事物の移動であり、それ自体に、支配・被支配関係(垂直的関係)は存在しない。このことは、権威関係・支配被支配関係が極めて精神的事象であることから自明である。

 図1(グラフ1)より、

権威貨幣は、

便宜上 r=1として、

Za=cosA + isinA (AはZaの角で、第一象限)

自然貨幣は

Zb=cosB +iSinB (BはZbの角で、第一象限)

で表すことが出来る。

角Aは90度に近く、角Bはゼロ度に近い。


さて、ここで考察したいのは、むしろ、第二、第三、第四象限についてである。

例えば、第四象限のC点(半径1の円周上の点)である。

ここで、プラスiは、精神世界で支配関係が強い方向を示すという意味で用いてきた。
実軸は、現象・物質世界であり、支配関係とは無関係である。(没価値)
このことから、マイナスiとは、精神世界で支配関係が逆転している世界を示す、と考えられる。
例えば、奴隷王朝である。
抑圧されていたグループが貨幣の権威を裏付ける場合である。
このような政治的転換について、次の毛沢東の言葉が端的に本質を突いている。


人民、ただ人民のみが世界の歴史を創造する原動力である。
「連合政府について」(1945年4月24日)、『毛沢東選集』第3巻

 大衆こそ真の英雄であり、われわれ自身のほうが、とかくこっけいなほど幼稚である。この点を理解しなければ、最低の知識もえられない。
「『農村調査』のはしがきとあとがき」(1941年3月、4月)、『毛沢東選集』第3巻

 人民大衆は限りない創造力をもっている。かれらはみずからを組織して、自分の力を発揮できるすべての場所と部門に向かって進軍し、生産の向上と拡大に向かって進軍し、自分のために日1日と多くの福祉事業をおこしてゆくことができる。
「余剰労働力のはけ口がみつかった」という文章にたいする評語(1955年)、
『中国農村における社会主義の高まり』中巻

 当面、農民運動のもりあがりは、きわめて大きな問題である。ごく短期間に、何億という農民が中国の中部、南部および北部の各省から立ちあがろうとしており、その勢いはあらしのようにはやくて、猛烈で、どんな大きな力も、それをおさえつけることはできないであろう。かれらは、自分たちをがんじがらめにしているすべての網をつきやぶり、解放への道をまっしぐらにつきすすむであろう。すべての帝国主義、軍閥、汚職官吏、土豪劣紳どもは、みなかれらによって、墓場にほうむりさられるであろう。すべての革命的な政党、革命的な同志は、みなかれらの前で、その審査をうけ、取捨がきめられるであろう。かれらの先頭に立ってかれらを指導するか。それとも、かれらのうしろに立ってがれらをあれこれと批判するか。それとも、かれらの向かい側に立ってかれらに反対するか。すべての中国人には、この3つの点について選択の自由はあるが、ただ情勢はみなにすみやかな選択をせまるであろう。
「湖南省農民運動の視察報告」(1927年3月)、『毛沢東選集』第1巻

およそ正しい任務、政策、および工作作風は、すべてその時その所の大衆の要求に合致し、大衆と結びついたものであること、およそあやまった任務、政策、工作作風は、すべてその時その場所の大衆の要求に合致せず、大衆から遊離しているものであることを、34年の経験がわれわれに教えている。教条主義、経験主義、命令主義、追随主義、セクト主義、官僚主義、傲慢尊大な工作態度などの悪弊は、大衆から遊離するものだからこそ、どうしても好ましくなく、あってはならず、このような悪弊をもっているものは、どうしても改めなければならないのである。
「連合政府について」(1945年4月14日)、『毛沢東選集』第3巻



マムルーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マムルーク(単数形 : مملوك mamlūk, 複数形 : مماليك mamālīk)は、イスラム世界における奴隷身分出身の軍人のこと。原義は「所有(m-l-k)された者」を意味し、本来はアブド、ジャーリヤなどのアラビア語で奴隷を指す様々な語のうちの男性奴隷を指す語のひとつであるが、特にマムルークの語は9世紀頃から19世紀初頭頃までイスラム世界の各地で広く活躍した白人の奴隷身分出身の軍人たちを指すのが普通である。





また、第2象限の場合についても興味深い。

実軸は、現象界であり、没価値であるから、実軸上のプラスもマイナスも、水平関係で有ること自明であり、定義である。
では、実軸のプラスとは何か?

 これは、「身体」としてのプラスである。つまり、一般に「自然現象」と言われる世界をプラスとして表現しているのである。
 所謂、インターネット世界における「現象」こそ、第二、第三象限の現象である。


akehino | 貨幣の動態分析 | 20:13 | - | - |
貨幣の垂直性と水平性についての考察
この項は、
愚樵氏の次の極めて明瞭な考察によって、着想を得たものである。
なお、現時点で、愚樵氏の考察も続行中であり、本来、その考察の終了を待って、考察を開始するものであるが、頗る、PS理論の進展が期待できると思われ、取り合えず、論を進めて行きたい。
このため、総論的な考察では無く、個別事項についてのメモとする。

次の、愚樵氏の重要な考察に基づいて論を進める。

貨幣の「垂直性」
2009-05-17




>>貨幣の本質が情報だとすると、ここで働くのは情報の原理=共有です。

これは、重要な指摘である。海舌さんの表現を借りれば「水平性」になります。情報が共有される場では「垂直性」は元来必要ない。



 この部分について、もう少し、詳しく考察してみたい。
 まず、貨幣の本質について。
 そのうえ、まず、これまで読んだ本の中で、唯一、貨幣の本質を研究するのに重要と思われる本は、

文明の「血液」―貨幣から見た世界史
湯浅 赳男 (著)


 であった。
akehino | 貨幣の動態分析 | 21:06 | - | - |
時間と温度は、同じ構造を持っている。⇒時間の状態方程式
Media Pointの質的差異を表現する、テクニカル・タームを、モードと言うことは、既に定義し、説明した。

時間と温度は、同じモードである。

ここで、時間と温度を表す記号を

時間:t
温度:T

とする。

時間と温度が同じモードなので、この同じモードを表す記号を

F

とすると、

F(T) ⇒ a*F(t)

となる。


aは、定数である。

ここで、

PV = nRT

P:圧力
V:体積
n:モル数
R:定数
T:絶対温度

よって、

PV=nR(F(t))

PV=nR( a*F(t) )

PV/nR=a*F(t) 時間の状態方程式




akehino | 時間の根源 | 20:03 | - | - |
貨幣のガウス平面による理解⇒紙幣価値崩壊と硬貨価値高騰の説明
一、貨幣構造の垂直性と水平性

 貨幣は、交換手段としての「水平性」「非同一性」と、権威・権力・物質価値による独占性・特異性・超越性を基礎にする権力関係としての「垂直性」を持っている。


二、

a) 紙幣貨幣の「交換性と超越性」」の分析

 貨幣の持つ交換機能は、交換物間の異質性を基礎に持つ。
 同じ物の交換は意味を持たない。
 貨幣同士の交換においても、同じ価値であっても、異質な貨幣間の交換が意味を持つのである。
 一万円札と一万円札の交換は、その一万円間に製作年・汚れ・衣装の違い・番号の違いがあって、それに注目して交換することは有りえるが、通常、同じ価値である一万円間に交換の意味はない。
 つまり、交換の基礎には異質性が必要不可欠なのである。

 インターネット社会において、オリジナルのコピー(デジタル・コピー)間においては、その差異は形質的には皆無で、全く同一である。このため、デジタル・コピー間の交換に意味は無いのである。

 紙幣には、その紙自体に価値は殆ど無いのであり、紙に印刷された「意匠」に価値を置くものである。
 紙幣に印刷された意匠に価値があるのは、印刷技術の発展と国家による高度な印刷技術の独占による絶対的差異価値、超越的差異価値であり、造幣局などの紙幣印刷機関を押さえた官僚機構(日本では財務省)が富の源泉を抑えることになったのである。

 このため、インターネット社会のように、どんなに複雑な意匠であっても、瞬時に簡易に殆ど無費用でデジタル・コピー可能な社会に突入すると、紙幣の持つ、特異性・超越性・絶対的差異性は完全に崩壊する。

 この紙幣の価値崩壊は、兌換紙幣の発行によって一時的に崩壊速度を緩めるだろうが、これまで述べたように、紙幣の価値崩壊の根本的な解決は不能で有り、結果的にデジタル社会では紙幣の価値崩壊が生じる。


b) 硬貨の「交換性と超越性」」の分析

 一方、硬貨の垂直的価値は、金・銀などの物質的価値と意匠の合体である。

 意匠的価値を強めて、金・銀などの物質的価値を悪貨鋳造して悪質に国家が財を搾取する行為が現在、諸国家で行われている。

 また、既に説明したが、硬貨の意匠は、現実の現象界に物質として現在するものに彫刻されたもので、デジタル化された世界に還元できないものであり、インターネット社会に置き換えたものは偽物であり、硬貨の意匠はデジタル社会においても、その超越性、絶対的差異性を保持しているのである。

 さらに、今後は、金・銀等の純度を増すことで、硬貨の物質的価値を高めると共に、意匠によって、他の通貨との差異を強調し、その権威の源泉である、コミュニテイーの独自性・文化的超越性・伝統的絶対的差異性を象徴的に表現することで、硬貨の精神的価値を一層、高めることが可能になるのである。

c) デジタル貨幣の「交換性と超越性」」の分析

 デジタル貨幣の垂直的価値は、暗号機能によって生まれる。
 暗号機能は、絶対的差異、絶対的超越性を求めることが必須であり、暗号機能の強化が価値増殖に繋がる。
 デジタル貨幣の交換性は、暗号機能の差異性に基づく、情報の共有機能によって生まれるのである。


暗号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
暗号(あんごう、cipher)あるいは暗号化(あんごうか、Encryption)とは、第三者に通信内容を知られないように行う特殊な通信(秘匿通信)方法のうち、通信文を見ても特別な知識なしでは読めないように変換する表記法(変換アルゴリズム)のことである。通信ではなく保管する文書等の内容を秘匿する方法としても用いることができる。

 ここで、暗号について考察する。
 暗号は、「特別に重要な情報」を秘匿する手段であり、付随的行為である。
 よって、暗号自体に特別な価値は無い。

 つまり、デジタル貨幣は、その意匠性においても直ぐに真似できるもので価値が極めて小さく、高度な暗号技術も、それ自体の価値は極めて少ないのである。(暗号技術は今日のインターネット社会で廉価に販売されている。)(*1)

 今日の貨幣膨張、貨幣のインフレーション化は、紙幣の価値崩壊とデジタル貨幣の価値廉価(*1で説明)である。つまり、デジタル貨幣は、浮遊貨幣である。


三、 硬貨の価値増殖と優越性

 以上から、インターネット社会において、国際通貨として意義を持つのは、純金・純銀等の硬貨のみである。材質については、パラジウム等の希少金属や玉(古玉)等の希少セラミックを含むべきである。
akehino | 貨幣の系譜学 | 13:22 | - | - |
PS理論によるモード(Mode)の定義
2008.06.19 Thursday
Mode とは Media pointの多様性を表す「様式」である。

http://theory.platonicsynergy.org/?eid=833202
Modeとは、PS理論で定義されたMedia Pointの多様性を表す手段であり、Media Point自体が、哲学的空間を有していることを表している。
服飾デザインの conservative とは、一つの mode であり、「布、染料、モデル、音楽、舞台、照明・・・」の media point である。
kaisetsu | media point | 04:15 |


既に、2008年の時点で、正確に定義したものであるが、再度、平明に説明してみたい。
つまり、Modeとは、Media Pointの種類を表す表現方法であり、

 例えば、

 i*(-i)⇒+1

は、

 Mode(a)*Mode(b)⇒Mode(c)

と一般化される。

 ここで、+1も、Media Pointの一種として、その特別の「値」として表現されたものと言えよう。

 実数で表現されるModeは、現象界を表す。

 つまり、

Modeは、関数表現可能であり、

Y=Mode(x,y,z・・・・・・)
x=mode(p)
y=mode(q)
z=mode(r)

とも表現できる。

 
見る 2008.06.23 Monday
PS理論の「mode」定義は、波動の基本振動と倍振動関係も包摂する。
http://theory.platonicsynergy.org/?eid=834950

モード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
基本振動・倍振動 - (物理学・工学)境界条件で両端が定められる区間に存在できる波動の基本振動と倍振動のこと。

(説明)
「(物理学・工学)境界条件で両端が定められる区間」が特異性であり、超越性であり、個性である。つまり、「(物理学・工学)境界条件で両端が定められる区間」が、PS理論で定義された「media point」である。
 これによって、「波動の基本振動と倍振動」が確定するが、n倍振動は未定であり、多様性を持つ。
 そもそも、「境界条件で両端が定められる区間」こそ、境界に囲まれた世界であり、波動とは、電磁波等作用の様式であり、まさに精神世界の様式と同じであり、これが、Modeとして、「即非」的な世界を作り出しているのである。



2008.06.20 Friday
Mode とはMedia Pointの多様性を表す形式である。
http://theory.platonicsynergy.org/?eid=833676

プラトニック・シナジー理論で定義された、Media Pointは、多様な種類を持っているのであり、そのMedia Pointの多様性を表す用語が、mode である。さらに、media pointが哲学空間を持つことを modeは表現する。
例えば、服飾デザインで、conservative というモードは、生地、デザイン、染料、モデル、音楽、舞台、照明など、多くの media が共振している「場」である。つまり、media pointである。
この conservativeは、一つの様式であるが、その世界、哲学空間は広く、千差万別である。

ここで、記号表記すると分かり易い。

Mode(conservative)
Mode(modern)
Mode(elegant)
などが、服飾デザインのmedia pointである。

ゼロもまた、media pointであり、
Mode(zero)と表現できる。
Mode(i)は、虚数モードである。

Mode計算において、存在認識方程式は可能であり、

Mode(conservative)*Mode(modern)

と表記できる。

Marketismとcommons との差異共振は

Mode(marketism)*Mode(commons)
である。


六カ国協議も、
Mode(6 parties)=Mode(US)*Mode(China)*Mode(Russia)*Mode(North Korea)*Mode(South Korea)*Mode(Japan)
kaisetsu | media point | 01:58 |





見る
Japonesian Trans-Apocalypse
Thu, March 19, 2009 16:49:29


+iと-iの対極絶対的差異共振としての現象世界:Kaisetsu氏の絶対的差異世界論に関連させて
テーマ:差異と同一性


二種類の絶対的差異が共振して現象界が発現すると考えられる。
akehino | 超越性の哲学 | 22:20 | - | - |
絶対的差異の「真性(the true) と同一認識の絶対的「疑性 (the doubtfulness)」)
本稿は基本的に、Renshi氏の

Japonesian Trans-Apocalypse:Trans-Modern New Platonic Trans-Creation

による「父権制」と「同一性」に対する考察によって海舌が長年沈思黙考した結果である。
よって、モチーフはRenshi氏からのものである。

(結論)

 現象界において、個々の物体、例えば、1gの分銅(a)と、その隣に置かれた別の1gの分銅(b)は、絶対的に異なる存在であり、「分銅」という概念で「同一性」を擬製しているだけである。この擬製の意義は、「人間の手(意識)によって嘘によって形成された精神世界(プラトニック)の虚構」ということである。
つまり、aとbは、物質的に全く同一のものに見えようとも、或いは、科学的知識によって全く同一であると認定されようと、絶対的異なる事物であり、絶対的に同一では無い。

(証明)

aとbが、科学的知識として同一であると認識されようと、aとbは、空間の占める位置が異なっているのである。空間における位置が異なることが、aとbを区別する絶対的差異である。
ここで、科学的知識の根本的構造を考えてみよう。
aとbが、銅という「概念」で同一とされる認識構造の根本は、銅という物質の「空間的構造」の類似性によっているのである。
また分量こそ、aとbの空間的性質そのものである。
つまり、aとbを異なると見る認識も、同一と見る認識も、全ては空間によって支配されているのである。

そこで、私たちは、同一概念によって認識を拡大できるかを考えてみよう。

a) 私と他人が同一である、という認識から何が生まれるだろうか?
b) 世界中の人間が全部同一という「概念」から何が生まれるだろうか?
c)全ての金属が全部同じという概念から何が生まれるだろうか?

結局、a)とb)では、人間と人間以外との差異が際立つのである。
結局、c)では、金属と非金属の差異が際立つのである。

次に、私たちは、絶対的差異、という立場から生まれる世界を考えよう。
これこそ、絶対的差異論の世界である。

分銅aと分銅bの絶対的差異を導く、分銅ab間の空間である。
この「分銅ab間の空間」こそ、「即非」の世界である。
分銅aに近い空間は、結局、フラクタルな形状になっていて、aの中にあるのか、外にあるのか、分別不可能になる。
つまり、即非の世界もまた、絶対的差異の空間となる。

差異は、差異を呼び、絶対的差異が宇宙に満ちるだけである。
ここに、同一性は不要となる。

つまり、同一概念は、結局、差異概念を必要とするが、絶対的差異概念は同一概念を不要とする。

akehino | 超越性の哲学 | 23:01 | - | - |
所謂、ガウス平面において、実軸の「ゼロ」と虚数軸の「ゼロ」は、異なる位置にある。
(証明)

実軸上の「ゼロ」を、(0^a)とする。
虚数軸上のゼロを、(0^b)とする。


実数軸は、数直線で有り、「連続」している。よって、(0^a)は実数と連続した位置にある。
虚数軸も、数直線で有り、「連続」している。よって、(0^b)は虚数と連続した位置にある。

もし、(0^a)と(0^b)が同じ位置にあるとすると、虚数と実数が、「連続」することになる。
しかし、これは、実数と虚数の定義に矛盾する。

(背理法)

よって、(0^a)と(0^b)は異なる位置にある。
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